Home > こころ > 藍のトキ

藍のトキ

wata2_1.jpg
夏が逆戻りしたような陽気。
畑の和棉はぐんぐん大きくなって、もうわたしの背丈を越えそう。
実がはじけて白いフワフワな棉が顔をのぞかせ始めた。
普通は上から順番にはじけそうなもんだけど、
下からはじけていくのが面白いなー。

藍のほうは、もう赤い穂が出始めて、
後は種取り用になりそう。
藍を育て始めて今年で丸3年目だけど、
刈り取りも、生葉染めも何度かできて、
初めて、うまく藍を活かせた気がする。

春、種をまき、芽が出て、
梅雨から夏にかけてはぐんぐん成長し、
秋の彼岸ころには種をつけはじめる。

ああそうか、藍には「藍のトキ」があるのかと
3年目にして、ようやく気がついた。
その「トキ」に「自分のトキ」を同調させれば、
最大限に藍は恵みを与えてくれる。
そのタイミングを計るには、
常に日々藍と向かい合うことしかない。

よく考えれば、これってすべてに応用できそう。
ダンナには「ダンナのトキ」があり、
娘には「娘のトキ」があり、
わたしには「わたしのトキ」がある。
それぞれ自分のトキだけを基準に生きれば、
そこには何も生まれない。

糸や、機や、毎日使うお茶椀にも、
それぞれのトキがあるわけで、
きちんと目の前のモノに向き合って、
自分のトキを合わせることで、
いろんなことがスムーズにいきそう。

わたしにとって、それを邪魔するものはただひとつ。
「忙しい」ってこと!
日本語の「いそがしい」という言葉に、
漢字の「忙」っていう字を当てた人は天才だ。
まさに、「心が亡ぶ」んだよね。

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackback+Pingback:0

TrackBack URL for this entry
http://blog.studio-tao.com/archives/249/trackback
Listed below are links to weblogs that reference
藍のトキ from tao-maniacs

Home > こころ > 藍のトキ

Feeds
Meta

Page Top