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糸車のメンテナンス

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うちの糸車は、もう10年位前に、
足利の藤倉紡織機具店さんから購入したものなんだけど、
つい最近まで、たまに紙糸や苧麻糸の縒り掛けをする以外は、
ほとんど、使っていなかった。

今年に入ってようやく綿紡ぎを始めて、本格的に使うようになったら、
なんだか、微妙に調子悪い。
やたら、糸が切れて、しょっちゅう作業が中断される。
最初は自分の腕のせいだと思っていたのだけど、
よくよく見ると、どうも糸車のつむが曲がってて、
そのぶれが悪影響を与えているみたい。

それで、思い切って藤倉さんに電話してみたら、
つむだけでも購入可能ということなので、送っていただくことに。
つむの曲がりは、昔は鍛冶屋さんにもっていって直してもらったものだとか
けど、最近は、そんなことができる鍛冶屋さんはもういないし、
大体鍛冶屋さんという職業自体が希少価値なので、
新しいつむを購入するしかないのだった。

つむが届いたので、早速、新しいものに付け替え、
ついでに「はやお」(つむと車をつなぐ糸のこと)も取替え、
それから、つむを固定してる革の部分に注油して、
全面的にメンテナンス。

そしたら、あら不思議!
今までとは比べ物にならないくらい、超スムーズに紡げるようになった。
まるで、腕が一気に上がったみたい。
回したときの音も、以前とまったく違う。
道具一つのコンディションを整えるだけで、
こんなにも仕事の出来が違うものか!と思って、
しばし愕然Σ( ̄□ ̄;)
何やってたんだろう、あたし...

まあ、とにかく、これで、糸も切れなくなったし、
かなり細い糸も紡げるようになったし、
作業効率は3倍くらいアップして、めでたしめでたしv(^_^)v
道具って本当に大事!!

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