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2009年7月15日のアーカイブ

座繰り機

  • 投稿者: azusa
  • 2009/7/15 水曜日 18:18:49
  • そめおり

ここしばらく、バイトのHP講座のテキスト制作で、ずっとPCの前に座りっぱなしだった。
疲れたよー;;でも、それも昨日で終わり!
今日からは大好きな染織のお仕事に戻れるぞ?(*^◇^*)/

先月から冷凍庫に入れたままの繭を、なるべく早く糸にしたかったんだけど、
繭から糸を引くためには、専用の「座繰り機」という道具が要る。
新品で買うと4?5万位するみたいだし、
最近、道具買いすぎだし(^^;、
ここは、今ある道具でなんとか代用しようかなあと思っていた。

そんな中、何気にヤフオクを覗いてみたら、いい感じの座繰り機を発見!
しかも新品の10分の1くらいの値段だったので、ダメもとで落とす。
届いた座繰り機は、歯車もちゃんとしてるし、
綺麗に洗ってあるし、糸枠もおまけでつけてくれたし、
なかなかいい買い物だった。
とはいえ、古いものなので、完動させるためにはいろいろ調整が必要で、
テキスト制作の合間を縫って、あちこち削ったり磨いたり、手直しして、
仕上げに蜜蝋ワックスを塗った。

で、完全に動くようになったのがこれ↓
zakuriki1.jpg

zakuriki2.jpg

「上州座繰り機」と呼ばれるタイプです。
一番苦労したのは、糸を糸枠に巻き取るときに自動で綾をとる部分。
出品者さんも設定の仕方がわからないということで、
バラバラな部品だけが送られてきた。
現物が目に前にあればいいのだけど、当然ないので、
部品を前に、自分の想像力をフル回転させること、丸2日間。
ようやく、ちゃんと綾が振れるように設定できたときはうれしかったー(^^)

zakuriki3.jpg
上州座繰り機の特徴である、
「山路やまみち」と呼ばれるジグザグの深い溝を掘った軸先に、
矢羽の形の竹の細いほうがはまっていて、
それが、ハンドルを回すと、溝に沿って動いていく。
その動きが羽のほうに伝わって、
連結された部品によって、横方向の動きに変換される。
部品の反対側には、綾を振るための竹棒が同様に連結されていて、
動きに合わせて左右に振れ、綾を取っていく。
部品の連結は、すべて「木釘」。

これ、考えた人、天才!!
これだけの仕組みを竹と木だけで作っちゃうんだから、
昔の人ってすごいよね。

zakuriki4.jpg
「鼓車」と呼ばれる糸を絡めとる部品は最初からなかったので、
これだけは、新品を購入。桐生の齋藤機料さんから。

回して見ると、普通の座車に比べてすごく軽い!
左手で回しながら、右手で糸をとってくらしい。
早速、近日中にでもトライしてみようと思う。

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